リトルリーグで使用されるボールは、プロ野球や高校野球でも使われるボールと同じです。

重量は、5オンス~5オンス1/4(141.7~148.8グラム)となっており、学童野球での使用球(軟式J号は、重さ129±1.8グラム)に比べ10~15%ほど重いボールとなっています。

そのため、子どもたちの身体への負担や安全面などを考慮した、グランドサイズや投球制限などの野球規則が定められています。

 

一般的なリトルリーグ規格

一般的なリトルリーグは、46-60サイズと呼ばれるグランドサイズとなります。

すなわち、投捕間(投手板から本塁までの距離)が46ft(フィート) ≒ 14.02m、塁間が60ft ≒ 18.29mとなっています。

また、離塁や牽制球もありません。ただし、変化球の投球は可能です。

 

インターミディエット規格

中学生以上になると、グランドサイズは高校野球やプロ野球と同じフルサイズ規格(60-90サイズ)となり、投捕間は60ft 6in(インチ) ≒ 18.44m、塁間が90ft ≒ 27.43mとなります。

そのため、リトルリーグでは、従来のリトルリーグ規格(46-60)からフルサイズ規格(60-90)へよりスムーズに移行させるため、過渡的な規格として、『インターミディエット』と呼ばれる新しい規格(50-70サイズ)が創設されました。

投捕間は50ft ≒ 15.24m、塁間が70ft ≒ 21.34mとなっています。

身体的にも技術的にも成長した高学年向けに、離塁や牽制プレーなど、より一般的な野球を行わせるためのレギュレーションになっています。

堺リトルリーグでは、従来のリトルリーグ規格に加え、メジャー(5,6年生)においては、インターミディエット規格をいち早く取り入れ、中学野球へスムーズにつなげる取り組みを行っています。

 

野球競技場区画線(グランドサイズ)